短時間で大量の文字を頭に入れるのは、生まれつき頭の良い限られた人にしかできないと思っていませんか?速読が身につけばよいと思いながらも、単なるパフォーマンスだと吐き捨ててみたり、選ばれた人にしかできないと諦めている人は少なくないはずです。
もしかしたら、あなたも一度は速読を身に着けようと試みたことがあるかもしれません。トレーニングを行ってみたものの、すでに挫折してしまったという声も聞きます。そして、その理由として多いのは効果が実感できなかったというものです。
さて、速読は単なる絵空事でしょうか?日本に限らず、世界中でビジネススキルとして採用されているにも関わらず、単なる空想の産物として片付けてしまうのは、少々無理があるのではないでしょうか。
速読を身に着けようとして失敗する原因として多いのは、そもそも方法が正しくなかったり、トレーニングの仕方が間違っていることが多いのです。実は速読術には色々な方法があるので、それが合っていなかったり、合理的な練習をしていないから無駄な努力に終わってしまうのです。
それでは、主要な速読術について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
【告白します】当サイト管理人、井上も衝撃を受けた左脳型速読術
速読の方法
まずは大まかに分けると、左脳を中心にした方法と、右脳を活用する方法に分けることができます。広く知られているように、左脳は論理をつかさどり、右脳は感情に深く関わっています。
速読のトレーニングをする目的として、多く聞かれるのは試験やビジネスに活用したいという声です。これらはデータを頭の中に入れて記憶することで知識として蓄えたり、内容を把握して考察することが中心になります。そのため、基本的には左脳型を取り入れた方が、目的に合致していると言えるでしょう。
もっとも、左脳を中心にしているからといって、趣味で読む小説の楽しみがなくなるわけではありません。左脳型であっても、感情を完全に抑制してコンピューターのようになるわけではないためです。
文字を追うタイプと、本の紙面を一つの絵として見るタイプの方式の違いもあります。後者はフォトリーディングと呼ばれることが多く、文字通り写真のように映像として脳に焼き付けるものです。フォトリーディングは効果的な方法である反面、トレーニングが難しく、こちらは才能によって左右される部分が少なからずあるというのが私の実感です。
そこで、しっかり文字を理解して読み進める方式をお勧めします。こちらの方式であっても、トレーニング前の5倍や10倍といったスピードをマスターするのは現実的に可能です。仮に10倍になれば、今まで2時間かけていた本を12分で読めることになるので、十分なスピードではないでしょうか。
速読は日本語だけではなく英語にも使える
今ではインターネットによって世界中の情報に簡単にアクセスできるようになりました。しかし、英語で書かれたサイトをチェックしている日本人はまれであるため、他人と差を付けるにはここがチャンスです。
速読は世界各国で使われていることからもうかがえる通り、日本語に特有のテクニックではなく、それぞれの国の言語、たとえば英語にも使えます。ビジネスであれば、マーケティングやマネジメント、新しい事業のアイディアといったものが海外で登場したことをいち早く察知するだけでも差を付けられます。受験生であれば、英語は受験科目になるため、試験の際に長文を短時間で読解したり、英単語を覚えたりするのに役立ちます。
日本語と英語で、それぞれ独立したトレーニングを積むのはあまりにも非効率です。最初からどちらにも応用できる方法を使っておいたほうが賢明です。したがって、速読の方法を選ぶ時には、両方に対応しているものを選んでください。日本語でトレーニングを行い、それを英語に応用するのが鉄則です。
日本人が英語を憶えられない原因の一つは、圧倒的な情報量の不足です。言語である以上、実際に使っていかなくては慣れません。しかし、英文を読むのに時間がかかっていたらやる気が続きません。そこで、素早く情報を読み取る能力を身につけることによって、英語嫌いを直すことにもなるのです。
たとえ今は英語を使わなくても、必要になったら応用できるようにしておくのが賢い方法です。効果的な速読の方法を選ぶ上でも、日本語以外の言語に対応しているかどうかを確認するのは有効な手立てです。
独学か、スクールや通信講座か
速読の練習をする際の選択肢としては、独学でトレーニングをする方法、スクールに通って受講する方法、通信講座に申し込む方法があります。これらには長所と短所があります。
独学のメリットは費用が安く、自分の都合のよい時間帯を選んでトレーニングができます。ただし、誰もチェックしてくれないため、練習をさぼってしまう人もいます。ただし、最初にノウハウを購入するためにお金を支払うと、やはり簡単には断念できずに長続きすること傾向にあるようです。
スクールはもっともお金がかかりやすい反面で、直接教えてもらえるので、とりあえずスクールまで行けばトレーニングができます。ただし、通うのをさぼってしまえば意味がない上、生徒に教えているのは賃金の安い職員で、実は速読のプロではないケースもあります。結局、満足な指導も受けられず、費用ばかりがかさんでしまいかねません。スクールであっても、業者間の競争がゆるいだけに切磋琢磨していないため、あまり質の高い指導をしていないことが多いことに注意しておかなくてはなりません。
通信講座は両者の中間といったところで、自分のペースで学習でき、料金も独学以上、スクール以下といったところです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、それらを比較検討して決めることになります。個人的には、費用・時間の両面において独学が最も効率が良いと思います。